バックシームストッキングについて

バックシームストッキングについて

バックシームストッキングについて

後ろに縦ラインが入ったサイハイストッキングのことを「バックシームストツキング」「シームドストッキング」と呼びます。

EGではイギリスのピンナップインスパイアブランドWHAT KATIE DID (ワットケイティディド)バックシームストッキングをお取り扱いしております。
このブランドのストッキングはフルファッションドストッキングの本格的なイミテーションで、ヴィンテージスタイルを完璧に再現しています。

  • ふともものウェルト(ガーターサスペンダーで吊るす部分)
  • バックシーム(後ろの縦ライン。FFSの縫い目を表現しています。)
  • キューバンヒール/ポインテッドヒール(かかと部分の形状)
  • 独自の光沢、透明感、強度

という特徴を持ち合わせています。

基本的にはガーターサスペンダー(ガーターベルト)で吊るす必要性があります。
本来ガーターサスペンダーで吊るすこのタイプのサイハイストッキングのことを「ストッキング」と呼びますが、現代では本物のストッキングを履く人はほとんどいなくなってしまったため、透け感のあるホーザリー全般がストッキングと呼ばれるようになりました。

ファッション業界でコルセットという呼び名が様々な衣類に使われているのもよく似た状況ですね。

ホールドアップと書いてある商品はウェルト部分に滑り止めが入っていて、単体で履くことができます。
また、バックシームタイツもございます。いわゆるパンティストツキングのタイプで、ガーターなしで着用できます。

本物のフルファッションドストッキングは入手困難ですが、かなり近い印象を再現できるこのバックシームストッキングで40年代、50年代ファッションをぜひ満喫してくださいね。

シームドストッキング(バックシームストッキング)の履き方

とても丈夫なナイロンを使用していますが、ストッキング自体は 15デニールでとても薄手なのでストッキング着脱用グローブの使用がおすすめです。

1950年代のフルファッションドストッキング工場で働く人は、作業中のデリケートなナイロンに手がダメージを与えないように、1日2回(到着時と昼食後)マニキュアを塗っていたそうですよ。

かかとのガサガサやタコなどもストッキング破損の原因になってしまうので、日ごろからメンテナンスしておきたいですね。
グローブやレッグメンテナンス用品もおいおいご紹介できればと思います。

  1. ストッキングを靴下のように引っ張らないでください!大切なストッキングにひっかかりが生じてしまいます。ストッキングを持ち、つま先がストッキングの他の部分と接触しないようにストッキングを束ねます。この段階で座った方が楽かもしれないです。
  2. ストッキングをかかとから履き、足首まできたら、縫い目が正しい位置にあるか背面を触って確認します。縫い目がまっすぐになっていることを数センチごとに確認しながら、徐々にストッキングを引き上げていきます。座っている場合は、膝の位置まで来たら立ちます。
  3. ストッキングをいっぱいまで引き上げ、縫い目の最終チェックをします。鏡があると便利です。うまくいけば、縫い目は膝までまっすぐ伸びているはず。それ以下の場合は、ストッキングを下げて足首からやり直しましょう。

シームドストッキングのメンテナンス方法

What katie didのオーナーKatieさんおすすめのお洗濯方法をご紹介します。(Katieさんは25年以上ナイロンストッキングを毎日使っている超ベテランです!)

ストッキングは、洗濯かごに引っかからないように古い枕カバーに入れて保管するのがお勧めです。さらっとした素材のきんちゃく袋などでも良いかもしれませんね。
週に一度、ぬるま湯と少量の洗剤(またはお気に入りの香水やバブルバス)を入れて洗いつま先の部分で吊るして乾かします。
クリップ付きハンガーや100円ショップで手に入るピンチでOKです。
乾いたらジャムの空き瓶などに入れて個別で保管するのがお勧めです。

もし「私はこうしてるよ」というアイデイアがありましたら是非お聞かせくださいね!

ポインテッドヒールとキューバンヒール

かかととバックシームがつながる部分がスクエアになっているのがキューバンヒール、とがっているのがポインテッドヒール(ポイントヒール)です。

キューバンヒールはよりレトロなイメージ、ポインテッドヒールはシャープな印象で、モード系、フェティッシュで強めなコーディネイトにぴったりな雰囲気ですね。

お好みでどうぞ!

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